電子部品の調達の仕方
僕はよく部品の調達には次の二つのサイトを使います。
秋月電子通商 トップページ - 電子部品・半導体 【通販・販売】
電子部品・半導体パーツの通販 販売 | マルツオンライン (marutsu.co.jp)
マルツパーツは若干高いので、基本秋月で買って、ばら売りがされていない抵抗や配送料500円が高いと思ったときはマルツの店舗に行って買うみたいなやり方をしていました。
そして、部品を見る時はデータシートを確認しましょう。データシートとは、部品のスペックが書かれたファイルで、この制限を超えて使うと部品が壊れるという値を示す絶対最大定格と、使用したときの挙動を示す電気的特性が書かれています。
ICの場合は回路を組み方を示すアプリケーション例もついていることが多く、回路設計で考えることが大幅に減ります。
試しに、NJM2396F05という電源ICを見てみましょう。
低損失レギュレータ5V1.5A NJM2396F05: 半導体 秋月電子通商-電子部品・ネット通販 (akizukidenshi.com)
このページに「NJM2396 PDFデータシート」というリンクがあるので、中身を見てみます。下にスクロールしていくと2ページ目に「絶対最大定格」と「電気的特性」という項目があるのが分かりますね。
このICは入力された電圧を5Vに変換して出力する3端子定電圧レギュレータという部類のICなのですが、絶対最大定格から「35Vまでは入力しても壊れず5Vに変換できる」「1.5Aまでは出力可能」、電気的特性(入出力間電位差)から「入力が少なくとも5.5V以上ないと5Vを安定して出力できない」ということが分かります。
またさらにスクロールすると、アプリケーション例がついているので、この通りに回路を組めばいいことが分かります。